きみの微笑みが嬉しくて
(きみのほほえみがうれしくて)
はじめから読む
もくじ
第一章
きみは、いつもうつむいてるね(1)
きみは、いつもうつむいてるね(2)
俺だけは、ちゃんと気づいてるんだ
ただ人一倍、内気なだけなんだ
幸せになりたければ(1)
幸せになりたければ(2)
幸せになりたければ(3)
俺の好きな人……(1)
俺の好きな人……(2)
きみは、いつもうつむいてるね(2)
俺だけは、ちゃんと気づいてるんだ
ただ人一倍、内気なだけなんだ
幸せになりたければ(1)
幸せになりたければ(2)
幸せになりたければ(3)
俺の好きな人……(1)
俺の好きな人……(2)
第二章
第三章
俺は、不安を募らせているんだ(1)
俺は、不安を募らせているんだ(2)
長い一日はまだ終わらない
それじゃ、のあとに
言葉なんてなくても
見られてたのか……
よかったら、今日も一緒に
きみと、手をつないでいたい
人を好きになるって、こういうことなんだよな
俺は、不安を募らせているんだ(2)
長い一日はまだ終わらない
それじゃ、のあとに
言葉なんてなくても
見られてたのか……
よかったら、今日も一緒に
きみと、手をつないでいたい
人を好きになるって、こういうことなんだよな
第四章
賢策に相談は人選ミスか?(1)
賢策に相談は人選ミスか?(2)
これって、デートだよな(1)
これって、デートだよな(2)
ハードボイルド作家
団らん(1)
団らん(2)
雅行さんの話(1)
雅行さんの話(2)
雅行さんの話(3)
俺は、好きだからこそ(1)
俺は、好きだからこそ(2)
俺は、好きだからこそ(3)
賢策に相談は人選ミスか?(2)
これって、デートだよな(1)
これって、デートだよな(2)
ハードボイルド作家
団らん(1)
団らん(2)
雅行さんの話(1)
雅行さんの話(2)
雅行さんの話(3)
俺は、好きだからこそ(1)
俺は、好きだからこそ(2)
俺は、好きだからこそ(3)
第五章
カツオの苦悩(1)
カツオの苦悩(2)
そんなの、決まってるよな
完全に終わってしまうかもしれない、だけど……
ごめんね、ありがとう(1)
ごめんね、ありがとう(2)
あれから
これが俺の『いま幸せ』なんだ(1)
これが俺の『いま幸せ』なんだ(2)
カツオの苦悩(2)
そんなの、決まってるよな
完全に終わってしまうかもしれない、だけど……
ごめんね、ありがとう(1)
ごめんね、ありがとう(2)
あれから
これが俺の『いま幸せ』なんだ(1)
これが俺の『いま幸せ』なんだ(2)
<巻末付録> 須藤賢策の解説
賢策の『いま幸せ』解説
賢策の恋愛解説
*****
登場人物
●誠一
思いやりがあり誠実。しかし本人は自分のことを「その他大勢のザコキャラ」だと思っている。
おなじクラスの暮咲香苗に想いを寄せている。
フルネームは、中沢 誠一(なかざわ せいいち)。
「幸せは未来にはない。幸せになりたければ『いま』でなければダメなんだ」
●暮咲 香苗(くれさき かなえ)
地味で目立たない女の子。
口数(くちかず)が少なく学校ではほとんどしゃべらないのだが、誠一には心を開いている。
「中沢くん、ありがとう……手伝ってくれて……」
●賢策
アイドル系のイケメンで頭脳明晰。
心理学に精通しており、みずからをラブマスター(恋愛の達人)と名乗っている。
フルネームは、須藤 賢策(すどう けんさく)。
「簡単だよ。心がけひとつでけっこう機嫌よくしていられるものなんだよ、人間って」
●カツオ
誠一の幼なじみ。
子供のころから体が小さく臆病な性格だったため「強い男」に憧れており、格闘技に強い関心をもっている。
フルネームは、田中 勝男(たなか かつお)。
「人目(ひとめ)を気にしてちゃ、いますぐ幸せになることはできないよ」
*
たった一度だけ、ほんの一瞬のあいだだけ、俺に見せてくれた暮咲さんの笑顔――
それはとても儚(はかな)くて、穢(けが)れがなくて、心が震えるくらいに愛しかったんだ。
幸せってどういうことなんだろう?
守るってどういうことなんだろう?
等身大の高校生が「いま幸せ」に目覚めていく純愛ラブストーリー。
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本作『きみの微笑みが嬉しくて』における著作の権利は本条克明に帰属しています。
©Katsuaki Honjo 2018