2018年4月27日金曜日

目次 『きみの微笑みが嬉しくて』(中編 恋愛小説)

 
 きみの微笑みが嬉しくて
 (きみのほほえみがうれしくて)

 はじめから読む


 もくじ

第一章

第二章

第三章

第四章

第五章

<巻末付録> 須藤賢策の解説
 賢策の『いま幸せ』解説
 賢策の恋愛解説


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登場人物

誠一
 思いやりがあり誠実。しかし本人は自分のことを「その他大勢のザコキャラ」だと思っている。
 おなじクラスの暮咲香苗に想いを寄せている。
 フルネームは、中沢 誠一(なかざわ せいいち)。
「幸せは未来にはない。幸せになりたければ『いま』でなければダメなんだ」


暮咲 香苗(くれさき かなえ)
 地味で目立たない女の子。
 口数(くちかず)が少なく学校ではほとんどしゃべらないのだが、誠一には心を開いている。
「中沢くん、ありがとう……手伝ってくれて……」


賢策
 アイドル系のイケメンで頭脳明晰。
 心理学に精通しており、みずからをラブマスター(恋愛の達人)と名乗っている。
 フルネームは、須藤 賢策(すどう けんさく)。
「簡単だよ。心がけひとつでけっこう機嫌よくしていられるものなんだよ、人間って」


カツオ
 誠一の幼なじみ。
 子供のころから体が小さく臆病な性格だったため「強い男」に憧れており、格闘技に強い関心をもっている。
 フルネームは、田中 勝男(たなか かつお)。
「人目(ひとめ)を気にしてちゃ、いますぐ幸せになることはできないよ」


 たった一度だけ、ほんの一瞬のあいだだけ、俺に見せてくれた暮咲さんの笑顔――
 それはとても儚(はかな)くて、穢(けが)れがなくて、心が震えるくらいに愛しかったんだ。

 幸せってどういうことなんだろう?
 守るってどういうことなんだろう? 

 等身大の高校生が「いま幸せ」に目覚めていく純愛ラブストーリー。
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本作『きみの微笑みが嬉しくて』における著作の権利は本条克明に帰属しています。
©Katsuaki Honjo 2018